CLE-424 TX/RX

写真

RoHS

本機は、CameraLink Base Configuration 4系統あるいは Medium Configuration2系統の信号を光信号に変換し、2芯の光ファイバーケーブルで最長300m離れた地点への画像転送とカメラ制御が可能なケーブル延長ユニットです。
信頼性が向上した光モジュールを搭載したことで、更なるローコストオペレーションを追及した光延長ユニットを実現しました。

光通信部の信頼性が向上し、ライフサイクルコスト低減

寿命が長く、通信エラーが低減された(※1)光モジュールを搭載しました。5年~10年以上の稼働を想定した場合、交換頻度を低下させることで、交換コストと稼働停止による業務上のロスを減らすことに貢献できます。

※1:弊社従来品を比較対象としています。

Camera Linkケーブル本数が多い用途で大幅なコスト削減

CameraLink Base ConfigurationでCameraLinkケーブル4本(CameraLink Base Configuration 4系統)使用する場合、導入時に延長ユニット代で30%(※2)、光ケーブル代で75%削減できます。また、稼働時の消費電力を50%削減できます。延長ユニット設置スペースを75%縮小でき、ACアダプタ使用数を75%削減できるため、レイアウト設計の自由度を高めることができます。
CameraLink Medium ConfigurationでCameraLinkケーブル4本(CameraLink Medium Configuration 2系統)使用する場合、導入時に延長ユニット代で45%(※3)、光ケーブル代で50%削減できます。また、稼働時の消費電力を40%削減できます。延長ユニット設置スペースを50%縮小でき、ACアダプタ使用数を50%削減できるため、レイアウト設計の自由度を高めることができます。

※2:弊社CameraLink Base Configuration光延長ユニットを比較対象としています。
※3:弊社CameraLink Full / Medium Configuration光延長ユニットを比較対象としています。

外部機器からの稼働状態確認向けにSTATUS OUT 差込口を搭載

CLE-424TX/RXの稼働状態を、STATUS OUT 差込口にケーブルを接続することで、外部機器からでも確認できます。お客様が構築した画像処理システムで、画像出力機器の状態を集約して監視する等の用途に役立ちます。

画像出力機器へのPoCLで電源関連のコストを削減

CLE-424 TXから画像出力機器へPoCLで電源供給も可能です。画像出力機器の電源線がなくなる(CameraLink Base Configurationの場合4本、CameraLink Medium Configurationの場合2本)ことで、電源の新規設置と交換にまつわるコスト低減に貢献できます。

 製品仕様

機種
CLE-424 TX
CLE-424 RX
カメラリンクコネクタ
SDR × 4
(CLE-424 TX)
SDR × 4
(CLE-424 RX)
カメラリンク
CameaLink Base / Medium Configuration 準拠
入力/出力信号
光シリアルデ−タ信号入出力
光入出力
コネクタ:LC
光ファイバ本数
2芯
CLK周波数
20MHz〜85MHz(MAX)
シリアル通信
SerTC、SerTFG (CameraLink 準拠)
電源電圧/消費電力
DC12V/12W(TX,RX共)
使用温度、湿度
温温度0℃~40℃、湿度20%~80% (但し結露は不可)
外形寸法 (突起部を除く)
130(W)×40(H)×135(D)
質量
0.4kg (TX,RX共)
付属品
ACアダプタ各1個、取扱説明書1冊、ゴム足8個

※製品の外観および仕様について、予告無しに変更する事があります。

FAQ

Q:CameraLink Base Configuration 転送モードで、3本以下のケーブル(CameraLink Base Configuration 3系統)でも利用可能でしょうか?
A:可能です。

Q:CameraLink Medium Configuration転送モードで、2本のケーブル(CameraLink Medium Configuration 1系統)でも利用可能でしょうか?
A:可能です。

Q:ケーブルを接続する順序はありますか?例えば、CH1から順に接続していく等の制限はありますか。
A:制限はありません。例えば、CameraLink Base Configuration 転送モードで2本のケーブルをCH2、CH3に接続しても稼働します。また、CameraLink Medium Configuration転送モードで、2本のケーブルをCH3、CH4に接続しても稼働します。